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ビジネス×IT人材- DXが価値を生むエンジン

  • 5 時間前
  • 読了時間: 2分

最近のビジネスは、ITなくして成り立ちません。これはもはや業種や規模を問いません。ただし、ここには大きな誤解があります。昔のITは、効率性と正確性を担う“機械化”が中心でした。業務を定型化し、間違いなく回す。その役割だけでも大きな価値がありました。しかしDXの時代のITは、それとはまったく異なります。顧客価値を変える、意思決定を変える、業務の前提を変える。つまりITは“経営の一部”になっています。

それでも多くの企業で、IT部門は本業とみなされていません。新入社員も「ITがやりたい」というより、「その会社のビジネスがやりたい」と考えて入社するケースが多い。結果として、ビジネス側とIT側の距離が広がります。ウォーターフォール型の開発では、ベンダが間に入り、仕様を固めて作り切ることで成立してきました。しかしDXでは、最初から正解を固められません。仮説を立て、小さく試し、学習して方向修正する必要があります。このやり方では、ビジネス×ITの人材が社内にいないことが致命傷になります。

「ITは外注すればいい」という考え方も、DXでは通用しづらい。なぜなら、外注できるのは作業であって、価値の定義や意思決定の責任までは外注できないからです。ここが詰まると、DXは“便利ツール導入”で終わります。現場は変わらないのに、コストだけかかる。そして「DXは難しい」という誤った学習が残ってしまう。

DXを推進する鍵は、社内にビジネス×ITの橋渡し役を育てることです。全員がエンジニアになる必要はありません。でも、ビジネスを理解し、ITで何ができるかを語り、検証のサイクルを回せる人が必要です。DXは、技術ではなく“人材と意思決定の仕組み”で決まる。私はそう確信しています。

「ITは外注できるが、DXは進まない」「ビジネスとITが分断している」という課題がある場合、まず “橋渡し人材”と“探索の進め方”を考えたら良いと思います。


 
 
 

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